はじめまして!6日と64万でJALとANAのステータスを獲得した、にゃんごろうと申します。
今回は、JALとANAのステータスがどのようなものか、実際に取得してみてそのサービスや
特典を活用してみた率直な意見を記事にしてみました!
それぞれのメリット、デメリットを解説しておりますので、これからステータス
修行をしてみようと考えている方に向けて、少しでも参考になればと思います!
ステータスとは?? あなたの旅行をより上質な体験にするサービス!
航空会社のステータスとは、簡単に言うと、各航空会社の「上級会員」つまり「お得意様」になることをいいます。
当然一般の平会員に比べて、あらゆる面で特別待遇を受けることになります。
具体例を挙げますと、
・専用のカスタマーサービスを利用できるので、問い合わせに時間がかからない
・空席がなくても、キャンセルが出れば優先的に案内してもらえる
・手荷物の数、受託荷物に関して制限が平会員よりも緩くなる
・普通の席(エコノミー)の予約でも、空席次第でより上位の席にアップグレードしてもらえる
・優先チェックインカウンターがあるので、長蛇の列に並ぶことなくチェックイン・保安検査通過可能
・ラウンジの利用で、登場前の時間を有効活用できる
・飛行機に乗った際に付与されるマイル・ポイントの積算率が平会員よりも高い
このほかにも挙げればキリがないですが、
飛行機を予約して、空港に行き、飛行機にのるという過程の中にもこれほどの特別待遇を享受することができるのがステータスというわけです。
僕はステータスなるものを知るまで、こういったサービスを受けることなく旅行してきましたが、
JALとANAでステータスを取得して旅行をしてみると、旅行の質がグッと向上しました。
私が取得した理由! かっこいい+年10回以上飛行機に乗るから
かなりミーハーな理由ですが、社会人になり学生時代よりも経済的に余裕が出てきて、
旅行にかけるお金が増えたこともあり、いろいろ調べていく中でステータス修行に興味を持ちました。
SNSや修行をされている方のブログを拝見して、より上質な旅をされている方を見ると
「かっこいいな、僕もステータスを自力でとって一流のサービスを体験してみたい!」
と思うようになりました。
ただ、自分のそういった自己満足のためだけでなく、年に10回以上国内外を旅行する
私にとって、さまざまなメリットがあると感じたのでJALとANAでステータスを取得しようと考えました。
そのメリットの具体例として、
JALとANAで加盟しているアライアンスが異なるという点が挙げられます。
そもそも、アライアンスとは、合組織で、別名「航空連合」とも呼ばれています。
航空会社専用ラウンジの利用や優先搭乗など、その恩恵に与れるマイレージサービスを指します。
世界には大きく分けて、
スターアライアンスグループ(ANA所属)
ワンワールドグループ(JAL所属)
スカイチームグループ
の3つがあります。
マイレージサービスは加盟するアライアンスが同じ航空会社であれば、
同様のサービスを受けることができます。
JALとANAの両方でステータスを取得することは、世界の約7割の航空会社やその空港において、
その恩恵を受けることができる、ということを意味します。
それぞれのアライアンスに関する詳細は別記事でご紹介させていただきますが、
飛行機を使う機会が多い+海外にも旅行で行く機会が多いのでこれはとるしかない!
と思った次第です。
どうすれば取れるのか?? JAL:回数/FOP, ANA:プレミアムポイント
JALの場合
年間50回以上ワンワールドグループで搭乗(内15,000FOP以上JALグループ)
もしくは
50,000FOP 以上(内25,000FOPはJALグループ)
を1月1日から12月31日搭乗分までに達成すること。
ANAの場合
50,000プレミアムポイント 以上(内25,000FOPはJALグループ)
を1月1日から12月31日搭乗分までに達成すること。
ANAに関しては、回数による達成条件がない分、別な方法での取得も可能です!
僕はJAL、ANAともに50,000FOP(プレミアムポイント)を集めることによって達成しました。
私が取得した方法! 羽田-那覇ファーストクラス(プレミアムクラス)を株主優待で乗りまくる
短期集中✖️最小限の費用にて達成するにはこの方法が一番効果的ではないかなと思います。
この方法で私は実質2日、27万円でワンワールドサファイア(JAL)、
実質4日、37万でスターアライアンスゴールド(ANAプラチナ)
の取得をしました。
評価する指標は、
JALの場合、総費用/FOPで計算される、FOP単価とよばれる、修行にかかる1FOPあたりいくらかかったか。
ANAの場合も同様に、修行にかかる1プレミアムポイントあたりいくらかかったか。
効果検証しました。
JAL 羽田ー那覇便、ファーストクラス、ステータスなしの場合、2,860FOP
往復で5,720。
この時、FOP2倍限定キャンペーンをしていたので、1往復11,440
さらにJALカード作成初回限定搭乗ボーナスとして、5,000FOPもらえるので、
搭乗によって必要なのは45,000FOP。
45,000÷11,440= 3.93回
つまり、羽田ー那覇4往復で達成できます。
当時片道ファーストクラスの料金が片道、株主優待を利用して32,000だったので、64,000円。
4往復で、256,000円
FOP単価は256,000円÷50,000= 5.12円/FOP
この費用には、自宅から羽田空港までの往復の電車賃や、株主優待購入費用は含まれておりませんが、
1日羽田ー那覇2往復を2日でやる場合、
電車賃は自宅ー羽田空港まで片道500円だとして、往復1,000円✖️2回で2,000円、
株主優待は羽田ー那覇片道1回につき、1500円ほどでしたので、8枚分で、12,000円
航空券以外でかかった費用を入れても
256000(航空券代)+2000(自宅-空港電車)+12000(株主優待件)
=270000(総費用)/50000(ステータスに必要なFOP)
=5.4円/FOP
ANAプラチナ(スターアライアンスゴールドの場合)
こちらはJALとは違い、カード作成などによる初回特典ボーナスはない代わり、1回にかかる
片道運賃は割安でした。
こちらも、最もプレミアムポイント積算率の高い羽田-那覇便のプレミアムクラス(JALでいうファーストクラス)
を短期集中で、株主優待を使って乗ることで達成しました。
こちらもプレミアムポイント単価にて効果検証しますと、
ANA 羽田ー那覇便、プレミアムクラス、ステータスなしの場合、1876p(プレミアムポイント)
往復で3752p。
この時ANAも同様に、プレミアムポイント2倍限定キャンペーンをしていたので、1往復7,504
50,000÷7504 = 6.66回
つまり、羽田ー那覇7往復で達成できます。
当時片道プレミアムクラスの料金が片道、株主優待を利用して24500円だったので、49,000円。
7往復で、343,000円
プレミアムポイント単価は343,000円÷50,000= 6.86円/プレミアムポイント
この費用には、自宅から羽田空港までの往復の電車賃や、株主優待購入費用は含まれておりませんが、
1日羽田ー那覇2往復を3回、1往復1日でやる場合、
電車賃は自宅ー羽田空港まで片道500円だとして、往復1,000円✖️4回で4,000円、
株主優待は羽田ー那覇片道1回につき、1500円ほどでしたので、14枚分で、21,000円
航空券以外でかかった費用を入れても
343000(航空券代)+4000(自宅-空港電車)+21000(株主優待件)
=368000(総費用)/50000(ステータスに必要なプレミアムポイント)
=7.36円/P
簡単な計算でしたが、この中にも、安い運賃で予約できる平日を狙って行ったり、
ポイント2倍期間で集中的に修行を行ったりと、テクニックを駆使している部分もございますので、
再現性を持たせるためにもこれらの方法を別記事にて紹介していきたいと思います!
まとめると、最短・最安で6日、64万でJALとANAのステータスを取得可能だということも実証されました。
取得後感じたメリット 特典航空券,受託荷物,優先搭乗,ラウンジ
まだまだ取得して日が浅いですが、ステータスを取得してメリットだと感じる点は4点ございます。
1 特典航空券を直前でも入手しやすい
ステータスがない時は、特典航空券のことなんて気にも止めていませんでしたが、
今では飛行機に乗る→マイルが貯まる→特典航空券によってタダで旅行ができる
という方法があることを知り、マイルを貯めては利用させていただいております。
その際も、ステータスのおかげで、直前に特典航空券を申し込んでも、空きが出来次第案内してもらっているので、困ったことがありません。
2 受託荷物、機内持ち込み荷物の制限が緩和された
海外に行く時はどうしても荷物が多くなりがちで、受託荷物の重量制限を気にしがちでしたが、
今では気にすることなく、チェックインできています。
なんなら友人が制限オーバーしてしまいそうな時に、
「いいよ、俺の方にうつしなよって」こともできちゃいます。
3 優先的に機内に搭乗できるので、フライトまで余裕を持って準備できるようになった
搭乗時刻になったら、グループごとに案内されるわけですが、当然、一番最初。(特別な支援を必要な 方を除いて)
保安検査場も専用の場所があるため、長蛇の列に並ぶ必要もなくなり、かなりストレスフリーになりました。
4 ラウンジで、食事や仮眠、シャワーを浴びることができるので、トランジットの時間がむしろ楽しくなった
今の時期はコロナで、ラウンジにアルコール類とスナックしか提供されていませんが、それまではかなり豪華な食事が提供されていました。
ちなみに既に海外の航空会社のラウンジでは通常通りの食事が提供されていますよ!
デメリット JAL:JALカードが使いづらい ANA:往復分からしか特典航空券を利用できない
ステータスは、JALカード、ANAカードを作成すれば基本的に半永久的にステータスを維持することは可能です。
そのため、僕もステータスを取得して1年後にそれぞれカードを作り、現在も利用しています。
ですが、JALカードはめちゃくちゃ使いづらいです!!
具体的には、明細の確認がしづらい点です。
マネーフォワードと連携しているのですが、そこから引き落とし分や月の利用額を確認したいってなった時に外部のWEBサービスと連携して、(DCカード)いるせいで、
マネーフォワードから、JALカードアプリに飛んで、さらにDCカードにログインして、
ようやく確認できます。
明細発行も遅いですし、家計簿管理している自分にとっては考えどころのカードですね。
ただ、ワンワールドステータスを維持するためって考えたら仕方ないって割り切っています笑
ANAの方に関しては、特典航空券が往復分からしか利用できないところが残念です。
JALの方は片道からの利用も可能です。
まとめ こんな人におすすめ!
JALとANAのステータスに関して、取得するまでの道のりと取得してからの感想について
色々と書きましたが、
結局はあなたのライフスタイルに合わせて、
どういう路線を利用することが多いのか。
年にどれくらい飛行機に乗ることが多いのか。
ステータスを持ってるのと同じ権利をもつ航空券を購入するのか
などなど、それぞれの価値観がありますので、一概には言えませんが、
少しでも旅行の質を上げてみたい!上質なおもてなし、サービスを体験してみたい!
という方にはステータス修行をお勧めします。
ぼくは、こういった世界を知るまでは、なくてもいいじゃん!
って思ってましたが、今では私の旅に欠かせないものとなっています。
それだけ航空会社の粋を集めてできた仕組みなので、人の価値観も変えてしまうんだな
というのが僕の率直な感想です!
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